一等無人航空機操縦士に新人が挑戦! 第4回:目視内飛行の限定変更

DJI認定ストア大阪Shinku 新人の神谷です!

ご覧いただきありがとうございます。

基本項目の3項目ご覧いただきありがとうございました。

これからは、限定変更の1つ目、目視外飛行を行っていきたいと思います。

是非最後までご覧くださいませ。

第4回『目視内飛行の限定変更』

目視内飛行の限定変更(以下:目視外飛行)は2項目ございます。

高度変化を伴うスクエア飛行

高度変化を伴うスクエア飛行では、ATTIモードではなく、GPSをオンにしたモードでの飛行を行うため、難易度は比較的優しめとなっております。

基本のスクエア飛行と異なる点としまして、基本では1.5m→3.5mの2m程度上昇下降を行っていただくという内容になっていましたが、目視外では2.5m→3.5mの差異1mとなっている為、緩やかな操作が必要となる点です。

異常事態における飛行

異常事態における飛行では、ATTIモードで目視外ホバリングを10秒間行っていただいたのち、右方or左方の緊急着陸用のヘリパッドまで移動し、目視外で着陸を行っていただく流れとなります。

ATTIモードで目視外飛行を行うため、着陸等の難易度は高めとなっております。

~新人神谷が実際にチャレンジ~

実際に飛ばしてみて・・・

目視外の高度変化を伴うスクエア飛行では、GPSがオンのため、とても期待が安定するなと感じました。

1つ注意点としては、飛行指示毎に、前方の安全確認を忘れないというところが大切であると思いました。

また高度変化に関して、下降の際は、目標地点をカメラでとらえることが可能ですが、上昇の際、目標地点をどこにするのか、どの地点に向かって上昇しながら前進するのかなどを決めるのが難しく感じました。

緊急事態における飛行に関しては、とても難易度が高かったです。

目視外飛行では、画面で判断するしかないので、大きなスティック操作になりがちだと感じました。

また着陸の際、どんどん地面が近づいていくと、視野が狭くなってしまい、当て舵をいれるのがとても難しかったです。

個人的には基本と限定変更の全項目合わせても目視外の着陸が一番難易度が高いと感じました。

先輩社員のワンポイントアドバイス

特に緊急事態における飛行に関して、目を切る時間を少なく!当て舵に集中するべし!

目視外飛行に関して、離陸時は2項目とも目視内で行い、カメラを離着陸地点(下向き)に向け、その後任意のタイミングで画面(プロポ)に目を落とし、後ろを向いてください。という飛行指示が出ます。

特にATTIモードで行う緊急事態における飛行では、この後ろを向くタイミングというのが重要になってきます。

もちろん任意のタイミングで問題ないのですが、おすすめしているのは思い切りよく、画面に目を落としていただき、後ろを向くという動作の意識よりも当て舵の意識強めで後ろを向いていただくのがいいのではないかと思います。なるべく目を切る時間を少なく、意識を当て舵に集中させることで、経路逸脱等を防ぐことができると考えられます。

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