ドローン国家資格取得への道 第1回:資格の概要を知る

DJI認定ストア大阪Shinkuの藪内です。
本ページをご覧いただきありがとうございます。

今回はついに詳細が明らかになってきました、「ドローン国家資格」についてお話していきます。

ドローンの操縦資格が2022年の12月から国家資格になる予定です


これにより、ドローンを飛ばす場所や環境によってはこの国家資格を取得する必要が出てきます。
※2022年9月現在、ドローンを操縦するための免許・資格はありません。法律や民法を含む関連ルールを守れば誰でも操縦が可能です。

そこで、シリーズ「ドローン国家資格取得への道」と題しまして、イチ受講者の視点から、今知っておくべきこと、今やるべきことをできるだけを簡潔に、わかりやすく発信していきたいと思います。

Q&A方式で冒頭ハイライト部分のみ読めばよくある疑問を解決できるようにしております。
他はお時間のあるときにじっくり読んでください。

…という我々深空スタッフも国家資格をいち早く取得するべく、情報収集と操縦練習を日々おこなっているところですので、
間違いや疑問があれば遠慮なくご指摘、お問い合わせください!直接会って話を聞きたい!というご要望もぜひ!

それでは始めます!

Q ドローンの国家資格の種類、正式名称は?いつから始まる?

『一等無人航空機操縦士』と、『二等無人航空機操縦士』の2種類の国家資格が、
2022年12月5日から開始となります。

参考:「航空法等の一部を改正する法律の一部の施行期日 を定める政令」等を閣議決定)が7月26日に発表されました。

Q すでにドローンスクールで取得した民間資格はどうなる?

民間資格の効力は、12月以降も変わらず、国家資格がなくても飛ばせます。

従来通りのレベル3飛行までについてのルールがすぐに無くなる予定はありませんので、
今後もこれまで通り、国交省に飛行申請をおこない、許可承認に則った飛行をされる方については、国家資格を取得しなくても問題はありません。※レベル3飛行…無人地帯の上空を補助者なしで目視外飛行する飛行形態
ただし、国家資格を保有することで、飛行許可申請の簡略化に加え、
従来の航空法では許可申請が必要な申請の一部を免除することができるメリットがあります。資格の有効期間は3年で、3年毎に更新が必要です。

以下、国交省発表資料より
資格ごとに可能な飛行携帯と、必要な手続きが異なります。
例えば…二等資格では、運航ルールを遵守すれば、①人口集中地区②夜間飛行③人・物件との距離30m未満での飛行④目視外飛行に該当しない場合は、飛行毎の国交省の許可承認が不要となります。

Q ドローンの国家資格が必要なのはどんなひと?

レベル4飛行をおこなう場合には必須です。

レベル4飛行のためには、一等資格を保有し、かつ飛行毎の許可承認を得る必要があります。
※レベル4飛行とは、有人地帯の上空を補助者なしで目視外飛行することを指します。
2022年9月時点では、日本でレベル4のドローン飛行はおこなわれていません。
飛行リスクが大きいため、どのような理由であっても禁止されています。

そこで、レベル4飛行ができる世の中を安全につくりあげるため、操縦士の育成を目指し、「無人航空機操縦者技能認証」が国家資格化されることになりました。これが今回の国家資格制度開始における背景です。

つまり、第三者上空における補助者なし目視外飛行をおこなうためには、資格保有が最低限のラインとなっています。
このルールでは理論上、一等資格を保有し機体認証を受けたドローンで飛行許可承認を得ることができれば、
「都会のど真ん中で、ビルの屋上からビルの屋上へと、ドローンを使って荷物を届ける」
といったことが実現できるようになります。

ドローンの活用実例がますます多くなっていきそうですね。

国土交通省が定める飛行レベルについては以下をご参照ください。

Q ドローンスクールをすでに卒業しましたが…?

新たにスタートする国家資格を取得するためには、新たにスタートする「登録講習機関」での講習及び実地試験をクリアしたうえで、「指定試験機関」での学科試験と身体検査をクリアする必要があります。

または、実地・学科試験・身体検査のすべてを、指定試験機関で直接を受けることも可能となっています。
登録講習機関を卒業した方は試験機関での実地試験が免除となります。

※登録講習機関…自動車教習所や、これまでのドローンスクールのような役割
※指定試験機関…自動車でいう免許試験場のイメージ

Q ドローンスクールを卒業したのにまた講習を受けるの?

国家資格を取得するためには国家資格制度における講習を受ける必要があります。

ただし、「経験者」と「初学者」では、講習機関での必要受講時間が異なりますので、
すでに民間資格をお持ちの「経験者」は、「初学者」と比較して「必要講習時間」が短縮されます。
また、登録講習機関を卒業した方は試験機関での実地試験が免除となります。

資格取得までの必要講習時間は、以下の通りです。
例えば二等資格取得のためには、初学者は経験者の約3倍の講習時間が必要と定められています。

Q 講習や試験の料金はいくらかかる?

講習費用は未定です。

国土交通省から、登録講習機関に対して、価格の指定、統一はされていません。
今後、各講習機関によって定められることになります。

弊社、深空ドローンスクールでも、国家資格制度における登録講習機関となるべく、現在準備を進めております。
現行のドローンスクールも引き続き実施しておりますので、
12月からの国家資格講習に向けて準備をしておきたい、という方はぜひご利用くださいませ。

参照:国土交通省発表資料「無人航空機のレベル4の実現のための新たな制度の方向性について

つまり…

試験費用も講習費用も、まだ未定…

現行のドローンスクールへ通えば、試験場での一発試験でもクリアできるかも?

12月以降、経験者枠で講習機関を受講すれば、初学者に比べて約3分の1の講習時間で卒業が可能に!

試験内容はだいたい出ているので、今すぐにでも練習や勉強は始められる!
(なので焦ってドローンスクールを受講する必要はない。どっちやねん。)

次回はこの試験内容について、調査していきたいと思います。

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